DIY バックアラーム/バックブザー/リバースチャイム/バックメロディ 自作 (ReveP リバピー)

スイフトスポーツ(MT車)を買いましたー。
MT車に乗って初めて知ったのが、バックギアに入れたときにお知らせ音がならないということ。これまで教習所以来AT車ばかりだったので、鳴るものが当たり前と思っていました。ということで、タイトルの通り、自動車のバック時に「ピーピー」とおしらせ音がなるようなDIYをしていきたいと思います。とりあえずリバースでピーピー鳴るのでReveP(リバピー)と名付けます。

その前にネットで調べてみたら、一般向けの商品として、フジ電気工業「リバースコール」といった製品も↓ここで売られていたようです。

すでにこの製品は販売終了しているようですし、1万円はちょっと高いなぁということで自作してみることにしました。

バック信号

私の場合、ちょうどカーナビ接続キットのKJ-S102DKの取説にバック信号がかいてあったのでナビ裏の線から取出すことにしました。テスターで調べてみると、バック時に+12.6Vが出力されていることがわかりました。今回、ナビ裏からとりましたが、線がわかればバック時の後退灯からとっても良いです。

カーナビ接続キット KJ-S102DK
ナビ裏のバック信号(スズキ車)
バックギアに入れるとバック信号12.6Vが出力

回路を作ってみる

手元に圧電スピーカー、DCDCコンバーター、PICがあったので、ちょっと回路を作ってテストしてみました。ブレッドボード上で繋げて電源を入れると音がピーピーなるようにしてみます。
使ったPICはPIC10F200というめちゃくちゃ低機能のPICで、初めてPICを触った時にお勉強用に買ったモノでした。+12Vの電源が入るとDCDCコンバーターで5Vを作りPICが動きだし、GP0のOUTピンをオンオフして圧電ブザーを鳴らすという至って単純なものになります。はじめはPICのOUTの5V出力に圧電スピーカーを直でつなぎ鳴らしてみました。

少し音量が小さい気がしたので、トランジスタを使って12Vで鳴らせるようにもしてみました。

基板を作ってみる

最近は無料で基板を作るソフトがあるんですね。KiCadというソフトで作ってみます。最初は理解するのに苦労しましたが、ネットに色々と情報があるので先人の知恵を借りて作成してみます。ReveP(リバピー)ってシルクも入れてみました。

KiCadで作ってみたのがこれ↑。

そして、実際にネット基板作成サービスにデータを出して作ってもらい、来たのがこれ↓ちょっと感動です。

1枚で良かったのですが、15枚もできちゃいました・・・。(フリマにでも出すか?いや売れるのか?)
基板の中心の圧電スピーカーを5Vで鳴らすか12Vで鳴らすかは、2本の足を縦に挿すか横に挿すかで変わります。

部品をハンダして、3Dプリンタで入れるケースも作ってみました。切り欠きはタイラップを巻くときの溝になります。

AviutlでXvidの動画エンコードで音ズレ解消法(DBPOWER DVDプレイヤー用)

時代はH.264のmp4動画が主流でAOMedia Video 1(通称AV1)という最新の動画形式が登場してきた昨今になりますが、いまさらながら一昔前のXvidの動画エンコードについてになります。エンコードしてみると音ズレが発生したので解消法を忘れないよに書いておこうと思います。

といいますのも、1歳の娘用にアマゾンで格安のポータブルDVDプレイヤーを購入したのですが、DVDの再生以外に、USBメモリやSDでXvidの動画ファイルも再生できるようなことが書いてあったので、挑戦してみたのが今回のXvid作成の背景になります。

アマゾンで購入したDBPOWERのDVDプレイヤー

で、普通になにも考えずにAvitlでXvid動画を作成し、DVDプレイヤーで再生ができるところまではもっていけたのですが、長い動画を再生していると音声が徐々にずれていき、20分ぐらいの動画の後半では3秒くらい音ズレてしまいました。音声が先行し、映像が遅れている感じです。その症状を解消するための方法を解説していきます。

まずは、まえもって用意するものは以下になります
①変換元の動画ファイル(mp4など)
②Aviutl
③Aviutl入力プラグイン:L-SMASH Works (mp4読込用)
④Xvid(動画エンコード用コーデック)
⑤LameACM(音声エンコード用コーデック)

①の変換元の動画ファイルは何でもよいので用意してください

②のAviutlはAviutlの公式サイトからVer1.10を落としてきます

③のL-SMASH WorksはMr-Ojii版とRePOPn版がありますが、どちらでも良いのでAviutlのプラグインに入れておきましょう。私はMr-Ojii版を入れました。

④はXvidは公式サイトからダウンロードしてインストールします。

⑤LameACMはバージョン3.99.5 ACM codecをダウンロードしてインストールします。インストールはOSが32bitと64bitでやり方が違うようです。32bitはinfを右クリックでインストール。64bitは管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行してインストールします。丁寧に解説しているサイトがあるのでググってください。

ここまでで準備ができました。次のページから実際のやり方を説明します。

3DプリンタでHDD/SSD用マウンタを自作してみました

マイコンとは全く関係ないですが、3DプリンタでHDD/SSD用の2.5インチ→3.5インチのマウンタを作ってみました。

作成に使った3D-CADは、無料のDesignSpark Mecanical。

STLファイルで保存して3Dプリンタで印刷。待つこと1時間30分…。

完成しました!

参考に、実際に印刷したSTLファイルをアップロードしておきます。

3Dプリンタ