AviutlでXvidの動画エンコードで音ズレ解消法(DBPOWER DVDプレイヤー用)

時代はH.264のmp4動画が主流でAOMedia Video 1(通称AV1)という最新の動画形式が登場してきた昨今になりますが、いまさらながら一昔前のXvidの動画エンコードについてになります。エンコードしてみると音ズレが発生したので解消法を忘れないよに書いておこうと思います。

といいますのも、1歳の娘用にアマゾンで格安のポータブルDVDプレイヤーを購入したのですが、DVDの再生以外に、USBメモリやSDでXvidの動画ファイルも再生できるようなことが書いてあったので、挑戦してみたのが今回のXvid作成の背景になります。

アマゾンで購入したDBPOWERのDVDプレイヤー

で、普通になにも考えずにAvitlでXvid動画を作成し、DVDプレイヤーで再生ができるところまではもっていけたのですが、長い動画を再生していると音声が徐々にずれていき、20分ぐらいの動画の後半では3秒くらい音ズレてしまいました。音声が先行し、映像が遅れている感じです。その症状を解消するための方法を解説していきます。

まずは、まえもって用意するものは以下になります
①変換元の動画ファイル(mp4など)
②Aviutl
③Aviutl入力プラグイン:L-SMASH Works (mp4読込用)
④Xvid(動画エンコード用コーデック)
⑤LameACM(音声エンコード用コーデック)

①の変換元の動画ファイルは何でもよいので用意してください

②のAviutlはAviutlの公式サイトからVer1.10を落としてきます

③のL-SMASH WorksはMr-Ojii版とRePOPn版がありますが、どちらでも良いのでAviutlのプラグインに入れておきましょう。私はMr-Ojii版を入れました。

④はXvidは公式サイトからダウンロードしてインストールします。

⑤LameACMはバージョン3.99.5 ACM codecをダウンロードしてインストールします。インストールはOSが32bitと64bitでやり方が違うようです。32bitはinfを右クリックでインストール。64bitは管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行してインストールします。丁寧に解説しているサイトがあるのでググってください。

ここまでで準備ができました。次のページから実際のやり方を説明します。

3DプリンタでHDD/SSD用マウンタを自作してみました

マイコンとは全く関係ないですが、3DプリンタでHDD/SSD用の2.5インチ→3.5インチのマウンタを作ってみました。

作成に使った3D-CADは、無料のDesignSpark Mecanical。

STLファイルで保存して3Dプリンタで印刷。待つこと1時間30分…。

完成しました!

参考に、実際に印刷したSTLファイルをアップロードしておきます。

3Dプリンタ